皆さんはガユーナ・セアロというお坊さんをご存知でしょうか?私がセアロの存在を知ったのは一昨年の秋頃・・・ミャンマーまでセアロを訪ねていって影響を受けた友人D.Ⅰさんを通じてのことでした。セアロを知らない方のために、セアロ関連のサイトに書かれている紹介文を引用してみましょう。
☆ガユーナ・サンディマ・セアロ☆
定住する寺を持たず、“慈悲の旅”を自らの道として歩む、ミャンマー(ビルマ)上座部仏教に得度した日本人僧侶。得度以来、人々に心の平安・自立・調和を伝えつつ、同時に発展途上国への自立・人道支援を続けている。日本、アメリカを含め、平和活動のため継続訪問しているのは現在6カ国。人々へ心の平安を説き自立を促してきた歩みは、支持者により講話・瞑想会と呼ばれる形に発展し、開催地は全国各地、アメリカ12州に及ぶ。また、途上国支援は、手から手へ直接渡す物資配布に始まり、孤児院・学校建設、村開発支援へと活動が展開し、協力・参加者も全国的に広がったことから、「ひとりからひとりへ、心つながる国際協力」を活動指針に国際協力NPO法人を設立(2003年)
私がセアロと初めてお会いしたのは、2005年7月2日に神戸楠公会館で開催された講和会でのことでした。セアロにお会いした時の第一印象で感じたものは、自然体で優しい表情の奥にあるとても大きな“慈愛”でした。セアロの小さな体から会場全体を包み込むように発散される慈愛に満ちたエネルギーを全身で感じました。講和会は会場に集まった方々からの質問(事前に紙に書いて提出したもの)に対して、セアロが次々に答えていくとう形式で進められます。質問に対するセアロの言葉は、飾らないとてもシンプルなもの・・・それでいて見事に本質を突いているなあと感心しました。
『セアロ108の言葉』 『私は私 ~ガユーナ・セアロの至道録~』 知玄舎
最近になって、セアロに関する書籍2冊を立て続けに読みました。本に書かれてある言葉をじっくりと感じてみると、昨年聴いた講和会でのセアロの言葉が蘇ってくるようでした。セアロは常々「善い」ことではなく「正しいこと」をしなさいと言います。彼の言葉は、ときに優しく、ときに厳しく、ときに強く、ときに包み込むように、その人の意識レベルにあわせて語りかけてきます。しかも、難しい言葉はほとんどなく、誰もがわかるような平易な言葉として心の奥に沁み込んできます。これは凄いことだと思います。宇宙の真理を本当にわかりやすい言葉にセアロ自身が変換して話しかけてくれているのですから。
自分を愛してあげなさい。
あなたに必要なものは、あなただ。
愛してくれる人を探してはいけない。
あなたは今までそうしてきた。
今までたくさんの人のためにしてきた。
それをまず自分のために使いなさい。
神が望むのは、あなたの幸せだ。
よくきたね
きみは新しいドアの前にきている
そしてその扉はもう開いている
きみが入るのも自由
そしてそこにとどまるのも自由だ
人間は何千年とかけて
あるものは神を信じ
あるものは自分がなんであるかを求め
長い旅をしてきた
この豊かな地球に生まれた我々は
神が何を望んでいるのか
そして自分ははたして何であるか
もうすでに分かり始めている
さぁ君たち
君たちがこの地球と自分と全てのものを
君の楽しみとし
エゴと執着をなくしたとき
この新しい扉の中の住人に
なりえるだろう
そのときもう一度会おう
~ セアロ108の言葉 ~
最近出会う方の多くが、何らかの形でセアロがご縁でつながっているのを感じます。ミクシィでも親しくさせていただいているニーナさんやSAWAさん、本日読者になっていただいたマザーベアさんとも実はセアロがご縁でつながっていたんですね・・・感謝!
★ガユーナ・セアロのサイト
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